初お食事会☆

2014年4月27日 日曜日 by ered

昨日は大型リフォームのお客様 H様邸のお食事会に

参加させていただきました、RAKUTAレッドです。

宮津ということもあり「海の幸」が満載で若干

飲みすぎました。^^; 本当においしいお食事

に和やかな時間は過ぎ気がつけば3時間以上

も歓談してしまいました。H様申し訳ありませんm(_ _)m

ご主人様から「縁あって道下工務店に出会いよかった」

というありがたいお言葉をいただき、その期待を裏切らな

い様に精一杯進めさせていただきますので今後ともよろしく

お願いいたします。

 

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お食事会の前にしっかり現場打ち合わせ。

 

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おいしいお食事とお酒、本当にありがとうございました。

H様 ビフォーアフター 楽しみにしていてくださいね☆

ホンモノ市 DIY

2014年4月27日 日曜日 by ringo

こんにちは、神戸支店のリンゴです^^

4/19・4/20のホンモノ市場、

たくさんご来場頂きありがとうございましたicon_biggrin.gif

DIYチームでは19日にウッドデッキ張りを行いました!

ご主人様だけでなく奥様方にもご興味頂いて、

ご家族で楽しんで頂きましたよ♪

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本社にお越し頂くと新しいデッキがお出迎えしてくれます☆

材料のことや施工方法は、いつでもご気軽にご相談下さい!!

20日はカルクウォールを使ったポット作りと立水栓塗り体験でした。

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かわいく仕上がりましたよ~^^

立水栓は遊び心を入れつつ…

(※カルクウォールの厚塗りはひび割れの原因になるのでご注意下さい;)

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楽しんで頂けて良かったです!!

ありがとうございました!

暖かくなりましたし!是非ぜひ、お家でもDIYしてみて下さいicon_lol.gif

 

世紀のリノベーション第5話

2014年4月23日 水曜日 by ジャック

解体工事が終り、いよいよ本格的に工事の方が進んでいるT様邸。

今回のリノベーションにかける想いをお届けしたいと思います。

 

今回の内容もとても興味深いものとなっていますので是非お楽しみください。

 

 

<第五話>リノベーションと設計コンセプトの肝

今回のリノベーションで最大の決断は、空調に高価な光冷暖システムを導入したことです。そこでランニングコスト(=電気料金)を下げるには家全体を高断熱、高気密化して1階全体を魔法ビン状態にしなくてはなりません。

ここまで来たら意地です。今までの住環境とは全く違う別世界の価値観の家づくりがしたいと思うようになりました。その発想から生まれたのが次の5つの肝(コンセプト)です。

 

『第1の肝』は、築後30年の住宅を改築して今後30年住むことが出来る60年住宅にする。

元来日本の軸組みハウスは、60年以上持つと言われています。外壁、軸組みは再利用しますが、電気設備、水道設備は全てやり替えます。そしてあと30年死ぬまで住める家にすることを第1の目的として家づくりを目指しました。

 

『第2の肝』は、年中春の気候で過ごす室内環境にする。

せっかくリフォームするなら、間取りの変更だけではもったいないと考え、導入した光冷暖システムです。夏は軽井沢で冬は沖縄で生活しているような室内環境が自宅で作り出せたら月1万円程度の電気代は安いものです。年中ステテコとTシャツで暮らし、年中夏布団で寝ることが出来る室内環境。これが私の夢です。

 

『第3の肝』は、高断熱・高気密住宅に改築する。

一般に断熱を語る時、材質や熱伝導率で分類していますが、私は施工方法で分類します。

一般によく使われるのがウール系の充填断熱です。この工法は隙間の処理が難しいので充填工法は止めます。そこで最近注目されている発砲系現場吹付(吹込み)工法を採用します。その中でも一番㎡単価の高いカナダの“アイシネン”という断熱工法を採用します。なぜなら発砲系断熱工法はあらゆる隙間にウレタンが侵入して高気密住宅になるからです。高断熱、高気密住宅は健康と深い関係にある重要なポイントです。ここは金を惜しまず最高級の断熱工法に賭けてみることにします。

 

『第4の肝』は、自然素材を用いた内装材を使用する。

決まって地場工務店のリフォームの売りは間取りの変更と壁は漆喰、床は無垢材、天井は・・・となります。大手メーカーなら、壁にタイルや天井に板を貼って高級感を演出しますが、我が家は見せる家ではなく住まう家ですから、こんな所に金を掛けません。そこで内装材の色彩配分を70:25:5の黄金比率で仕上げることにします。床(ラーチ)、壁(漆喰)、天井(チップクロス)の白色系が70%を占めて、空間の広がりを演出します。造作家具と巾木がミディアムブラウン色の25%を占め、白色系を引き締めます。残り5%がアクセント色でダークブラウンのAPW窓枠です。以上のような色彩配分で室内の色調を統一することで、高級感を見せることにしました。こだわりのスパイスとして床材はラーチ(唐松)窓枠建具枠は桧(ヒノキ)を使い高級感を味わうことにしました。

 

『第5の肝』は、生活感のない家に仕上げる。

これまで30年暮らしてきた家は生活感がありすぎ、いらない物の貯め込みすぎ、綿ボコリが溜まりすぎ、と一緒に生活していたことに気が付きました。そこで人生最後の改築はすっきりした、生活感のない明るい家に仕上げたいとの思いで次のような設計を行いました。

 

①     脚なし住宅

床に一切物を置かない、ルンバ1台で完全に掃除が出来る家にします。ですから食卓以外は全て壁に取り付け、床に障害物のない中空脚なし住宅にします。

②     家具なし住宅

チリボコリの原因は掃除の出来ない家具の裏です。そこで家具は一切置かず、収納庫に片付けます。唯一床に置くのは冷蔵庫だけです。これでホコリとおさらばです。

③     天井すっきり住宅

室内照明は天井から垂れ下がるシーリングライトは止めました。全室がLEDダウンライトで埋め込みます。これで天井はすっきりフラットです。

④     明るい住宅

部屋間の仕切り扉は全て透明ガラスです。脱衣室とトイレは曇りガラスです。見せる住宅ではありませんが、見せられる住宅です。プライバシーより明るさ優先です。

 

以上のようなコンセプトの基、1年かけてプランニングして現在改築進行中です。私は建築の素人で、頭で考えたプランですから、住み良いかどうかは今後の体験待ちです。

 

話の続きは完成した家で生活を体感してみて以下の話を発表して行く予定です。

 

第6話:快適性と健康の追求

第7話:アンチエイジングな家

第8話:夏を過ごしてみて

第9話:秋を過ごしてみて

第10話:冬を過ごしてみて

第11話:おわりに

 

 

T氏プロフィール

昭和56年 兵庫県から宅地分譲地を購入し、翌年三田市内の工務店で新築する。

これを期に神戸市から三田市に移り住んだ三田歴32年のニュータウン1号族。

60歳を前に築30年住宅の活用方法を『快適と健康』に的を絞ったリノベーションを立案し、この度の改築プロセスと効果について公開することを思い立つ。

本業は土木・電気・管工事の設計監理業務

世紀のリノベーション第4話

2014年4月17日 木曜日 by ジャック

いよいよ今週末は第9回Theホンモノ市場が開催されます。

道下工務店の家づくりや暮らしの楽しみ方の情報満載のイベントになっていますので楽しみにしてくださいね。

 

さて、現在進行中のリノベーション工事は解体作業が終り、快適な住宅にするための断熱工事がいよいよ始まることになってきました。

今回も世紀のリノベーションの軌跡をお楽しみください。

 

<第四話>光冷暖システムとの出会い

今回の改築プラン提案において、道下工務店だけがエアコンに頼らない「光冷暖システム」を提案してきたものの、イニシャルコストを聞くと、エアコンの10倍程度かかるとのこと。そこで、原理裏付けなしにはとてもではないが投資をするわけにはゆかず、快適な気候環境と住環境の関連について調べてみることにしました。

 

熱の伝わり方には、

①     輻射(放射ともいう)=太陽光・暖炉・床暖房・光冷暖システムがあります

②     対流        =石油ストーブ・ファンヒーター・エアコンがあります

③     伝導        =カイロ・電気毛布があります

では、どの熱の伝わり方が心地よいかというと、断然『輻射』なんです。すなわち遠赤外線が人体に当たり、熱をもらう状態が一番快適です。(夏は人体の熱を奪われる状態です)

この事を生活の中で体験している現象としては、冬の寒い日に縁側で太陽光を浴びて、ポカポカ気持ちの良い快適状態が輻射暖房です。一方、冷房に当たるのは、夏の暑い日に木陰に入ると体の熱が奪われて涼しく感じること。これが輻射冷却です。

 

一方、気候の三要素と人体が心地よいと感じる範囲は次の通りです。

④     気温=18℃~25℃

⑤     湿度=45%~65%

⑥     気流=微風又はゼロ

 

又、室内の住環境に限って快適な環境とは、

⑦     室温の上下左右のバラツキが少ないこと

⑧     室内気温と外周温度(壁・天井・床・窓)の差が少ないこと。

(“断熱リフォーム”の肝になります。後述予定)

以上の8因子が、人体が感じる快適さを左右する要素です。

 

ここまでの基礎知識の基で、「エアコン」と「光冷暖システムの快適性」の違いを比較してみます。エアコンでは、温風・冷風の吹き出しによる対流空調です。ですから・・・

・     部屋全体の室温の均一化(上下左右)が難しい

・     人体に気流が当たる

・     外周温度と室温の温度差が大きい

など、人が不快と感じる要素が多く含まれています。

一方、今回我が家に採用した「光冷暖システム」ですが、実は「光冷暖」は商品名で、ラジエターパネルを用いた輻射冷暖房方式というのが一般的でしょうか。

ラジエターパネルを用いた暖房では、デイオンギー社のオイルヒーターをはじめ、世界中で輻射式暖房器具は快適であるということは折り紙付です。

ところで、日本ではエアコンに用いるヒートポンプを熱源としてラジエターパネルに冷水を通して冷房し、冬は温水を通して暖房をするシステムを販売しているメーカーが5社あります。「光冷暖システム」というのは、その中の1つのメーカーが製造している商品名です。

ではなぜラジエターパネルを用いた冷暖房方式が快適かというと、熱の伝わり方が遠赤外線を用いた輻射熱である為、気流が生じません。この遠赤外線による人体への熱の伝わり方が人が最も快適と感じる冷暖房方式なのです。ここまでは、理科の常識の範囲内で疑う余地はありません。

あとは、費用と効果(=快適性)との比較です。ランニングコストに当たる電気代については今回エコメーターを取り付け調査公表していきます。

エコメーター

 

 

 

 

 

最後に、光冷暖システムのややこしい話をします。

光冷暖システムは、パネル冷暖器具だけの空調システムではなく、家中の漆喰壁にセラミック(パウダ)を煉りこみます。そして、ラジエターパネルが発した遠赤外線(=光)を壁や天井のセラミックが反射増幅させて、家全体から人体に熱を移動させる乱反射による輻射方式というものです。

ですから、少ない電力で家のどこにいても快適な気温・湿度・気流が得られるという夢の冷暖システムと宣伝されています。この辺は、私にとっても常識を超えた世界ですから、今回の投資・体験を通じて結果を待つしかありません。

ということで、これだけの投資をするわけですから、今回のリノベーションを「快適環境」だけを追求したのではもったいないと思い、「住環境の快適性と健康」との関連について考察していくことにし、次号以下に述べたいと思います。

 

(追記)

光冷暖システムについて詳しく知りたい方は、光冷暖システムのホームページ動画や人間と歴史社出版の佐々木久夫著「遠赤外線光冷暖革命」を参照ください。

 

第5話:イノベーションと設計コンセプトの肝

第6話:快適性と健康の追求

第7話:アンチエイジングな家

 

T氏プロフィール

昭和56年 兵庫県から宅地分譲地を購入し、翌年三田市内の工務店で新築する。

これを期に神戸市から三田市に移り住んだ三田歴32年のニュータウン1号族。

60歳を前に築30年住宅の活用方法を『快適と健康』に的を絞ったリノベーションを立案し、この度の改築プロセスと効果について公開することを思い立つ。

本業は土木・電気・管工事の設計監理業務

世紀のリノベーション第3話

2014年4月10日 木曜日 by ジャック

4月1日工事スタートていますT様のリノベーション工事は、お客様の協力を頂きながら現在解体工事がほぼ終了した状態まで進んでおります。

これから家づくりを考えておられる方の参考になるはずと言うことで、T様には無理を言って今回の工事をさせて頂くに至ったいきさつと想いを教えていただきましたので、是非参考にして頂ければと思います。

ということで、第3話をお届けさせていただきます。

 

<第三話>地元工務店探しの極意

リノベーションをすると決めたら費用はいくらかかるのか知りたいものです。そこで、私なりに業界を分類すると大手住宅メーカー、ローコスト住宅メーカー、地場工務店、リフォーム店と4つに分けます。

その中で、利幅が大きい大手メーカーは没。チクチクシックハウスなローコストメーカーも没です。リフォーム店も今回の間取り変更を伴うリフォームには不向き。よって、ターゲットを地場の工務店に絞りました。今は便利な世の中で、インターネットで検索し、各社のホームページで完成写真を見て、気に入った会社に資料請求をしました。これで自動的に完成見学会の案内やモデルハウスの来場の誘いが届きます。

一方、本屋では家の間取りや快適さについて立って勉強しました。その最大の要因である内装材については結論が出ていて、「家は無垢と漆喰で建てなさい」、裏返せば合板とビニールクロスを貼ったシックハウスな家は建ててはいけません!という忠告です。

もっともこの素材を用いた工法・手法は、地元工務店が得意としている分野でどの工務店も大差ありません。

但し、デザインはセンスと経験ですから、演歌の聞こえる古民家風か、J-POPが聴こえる和風モダンか、どちらの客層の家を得意としている工務店かを知るために完成見学会やモデルハウスを多数見て回りました。我が家はニュータウンにあるので、当然和風モダンな家づくりを得意としている工務店にターゲットを絞ります。

ところで、見学会で必ず聞くのは「この家の冷暖房はどのようにしておられますか?」という質問です。

暖房は床暖房機や蓄熱暖房機を採用している工務店もありましたが、冷房はどの工務店もエアコン任せです。

内装材や間取りの変更で生活の快適さを求めても、気候のいい春や秋はいいのですが、夏と冬にエアコンで人が本当に快適と思える住環境を作り出せるのか疑問を持ち始めました。というのも夫婦共にエアコンの風に当たるのが嫌いで、今までエアコンを使わずに夏の暑さに耐えて生活してきたからです。

そんな中、道下工務店だけがエアコンではない冷暖房システム導入を提案してきたのです。

これが、「光冷暖房システムとの出会い」の始まりです。

 

<追記>

やはり、施工工務店を決めるには見学会やお店を訪問した時の社員の印象や仕事ぶりの良し悪しを第一に考えることは言うに及びません。

これから見積もり-施工-メンテナンスとお互いに無理を言わなければいけない長い付き合いになるわけですから、うまが合う人と会社が何よりです。

 

現在解体工事中です。

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第4話:光冷暖システムとの出会い

第5話:快適と健康の追求

第6話:設計コンセプトの肝

第7話:アンチエイジングな家

 

T氏プロフィール

昭和56年 兵庫県から宅地分譲地を購入し、翌年三田市内の工務店で新築する。

これを期に神戸市から三田市に移り住んだ三田歴32年のニュータウン1号族。

60歳を前に築30年住宅の活用方法を『快適と健康』に的を絞ったリノベーションを立案し、この度の改築プロセスと効果について公開することを思い立つ。

本業は土木・電気・管工事の設計監理業務