断熱改修。。

2016年3月14日 by パパヘル

おはようございます。

パパヘルです。

いま、お世話になっている、三田のO様邸の現場の紹介。

結露がひどく、サッシや、壁・天井クロスのカビをどうにかしてほしい、断熱性能向上のご要望で

今回、窓にはプラマード設置、天井・壁は現場発泡材の「アイシネン」を吹き付けしました。

 

DSCN3570    断熱吹き付け前

DSCN3587    断熱吹き付け後

 

結露、断熱材、断熱性能などなど・・・

今回の工事で、いろいろと自分なりに勉強することができました。

 

断熱性能の簡単なイメージは、

 

冬の風の強い日に、セーターだけで屋外に出ると寒く感じると思います。しかし、その上から薄いウインドブレーカーを着ると暖かさを感じると思います。この場合、セーターが断熱材でウインドブレーカーが気密材です。つまり、断熱と気密は両立していないと意味が無いのです。

 

また、このままの服装で運動をすると、汗をかいて服の中が蒸れてきて不快になります。この状態を建物で考えると、壁体内結露と言えます。もし、ウインドブレーカーに透湿性(空気を通さずに水蒸気は透過させる性質)があれば不快感は減ります。よく防露性能といわれ、壁体内部結露を生じさせない性能と言われています。

 

まだまだ突っ込んで行くと、奥の深く、難しい世界です・・・

 

いづれにしても、設計での断熱材や壁面材、仕上げ材の組み合わせである適切な断面構成と、

断熱材の欠損や隙間をなくすような適切な施工の両方共が、断熱、気密工事には欠かせないですね。

 

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