住宅を取り巻く環境

2014年11月3日 by ジャック

久しぶりの投稿になりますジャックです。

6月にリノベーション工事の進捗をUPして以来の投稿になってしまいました。

今年も早いもので、残すところあと2ヶ月・・・

今年はみなさんにとってどのような・・・・まだ早いですね(笑)

しかし、住宅業界を取り巻く環境は年々変わっており、先日の業界新聞にでは改めて今後住宅に求められることが発表になっていましたので紹介させていただきます。

平成27年度(2015年度)予算の編成に向けた各省の概算要求が出揃ったようです。その大きな柱は「地域創生」だそうで、その中でも住宅分野においては、「地域活性化」・「省エネルギー」・「ストック活用」・「少子高齢化」という重点課題を絡めた事業において拡充される方向だそうです。

その中でも最重点は「安心安全」で耐震化・強靭化に対して手厚い方針を示していくようです。先の集中豪雨による土砂災害など安全な暮らしへの信頼が揺らいでいるうえ、南海トラフ巨大地震や首都直下地震への関心が高まっていることが大きな要因のようです。戸建て住宅に関しては2020年までに耐震化率95%という目標達成に向けて、耐震改修の補助額を拡充する自治体への支援に力を入れていくとありますので、リフォームリノベーションをお考えの方は間取り変更だけでなく、耐震化にも取り組んでいかれた方が良いと思います。

 

また同時に「エネルギー対策」も大幅な拡充を考えているようです。電気料金の高騰や地球温暖化対策の観点からエネルギー関連の事業は予算を大幅に増やしているようです。

2020年の省エネ基準の義務化に向けて段階的に高性能化へのステップを早めるイメージです。長期優良住宅化リフォーム推進事業や地域型住宅グリーン化事業など、ゼロエネ住宅の普及や断熱性能の高い建材を使った省エネリフォームの補助を行う事業については益々力を入れていく傾向にあります。

新築で当たり前になりつつある高性能化がストック住宅へも今後益々普及していくことになると考えられます。

 

私たち道下工務店では、「安心安全」・「省エネルギー化」を機械に頼ることで可能にするのではなく、出来るだけ自然の力を借りながら、「素材」と「性能」を共存させていく家づくりをしていきたいと考えています。

特に、既存住宅の多くは、「耐震性能」「断熱性能」が不足しているといわれています。

経済においては先進国である日本が、住宅においては・・・とよく言われます。

このような国の政策にただ乗っかって、「損した」・「得した」というのではなく、このようなことを知った上で『あなたにとって本当に必要な家』を一緒に創っていけるお手伝いができればと考えています。

 

これから新築やリフォーム・リノベーションをお考えの皆様には、くらしづくり大學(家づくり勉強会)へ是非ご参加頂き、一緒にスタートしていければと思います。

くらしづくり大學

http://www.ecomichi.com/kurashidukuridaigaku.html

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