1995年(平成7年)1月17日に発生した兵庫県南部地震から22年が経ちました。当時僕はあるボランティア団体の役職に就いており、さぁ新年度が始まるぞ!という矢先の出来事でした。その団体の会合は毎月東京で行われていましたが、復興支援としても、全て神戸で開催するということになり、北は北海道から南は沖縄までの青年たち150人~200人規模で毎月、神戸へ終結しました。著名なホテルでも、格安で提供されていたりするのですが、不安感からガラガラ状態でした。壊れた建物はそのまま、交通網は遮断状態で、福知山からでも3時間は有にかかる始末で、震災の悲惨さを目の当たりにしました。中でも、その時の団体のトップが神戸の方だったのですが、被災されて奥様とご子息が倒壊した建物の下敷きになり、「お母さんを先に助けてあげて!僕は大丈夫!」と言いながら、声が段々と聞こえなくなるという悲惨な目に合われたことを知りました。そんな中でも、その責務を全うしようとされている姿に感動したのです。僕も一年をしっかり果たしていこう!という決意表明ができたことを思い出します。2011年の東北や昨年の熊本もですが、こんなことが起きなければいいのになぁ!と思っていますが、自然の猛威には勝てない小さな存在を感じています。