A邸への誘(いざな)い

2010年7月20日 by クイーン

ずっと昔になります。

親戚にあった階段が「箱階段」と呼ばれるものでした。小さな私は、やっと上がる足をヨイショと上げて登ったなぁ~と覚えています。

そんなずっしりと重い・・・存在感のある家具・・この家の歴史を語らずにはおかないドーンと大きな梁・・・久しぶりに味わう感動でした。

こんなすばらしい日本の伝統をただただ伝えたい!!!そう思いました。

今回は、ご主人と奥様に無理を申し上げてこの感動の建学会となりました。

ご夫妻の愛着も以前にも増して強いものになっておられます。

この場所に集う人たちはきっと日本の歴史と伝統文化を感じて帰って頂けると信じています。

古いものがこんなに生かされて蘇る・・・そんなステキな空間にいざないたい!!

今この時に生きる子ども達に・・・未来へ生きる子ども達に・・・伝えたい日本がある!!

そんな気持ちで本日一日限りの建学会をさせていただきます。(建学会の案内文より)

こんな気持ちを持って2日間の建学会をさせていただきました。

前日、準備に入った私は、室礼に使わせていただくものをすべて・・・お借りしました。

この歴史ある重みを増すものは、このお住まいの中にすべてがあるように感じたからです。

中でも、まだご夫妻が見たことがないという「屏風」には、かなり関心があり、是非出していただきたいと思っていました。その屏風もこの空間で、重みを持っておかれています。

ひとつひとつの調度品は、すばらしく・・・時間を忘れて準備をさせていただきました。

これからも限定にて見学が出来ると聞いております。

ぜひ・・・ご覧になっていただきたい歴史です。

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