Early Spring

2010年2月26日 by G-ヘル

早春。とはいえ、まだ春には、程遠い今日この頃。

啓ツチ。 五日は、暦では、大地が春の、日差しで温まリ、

冬篭りの虫が、地面の中から、はいでる頃とされています。

この、福知山の地では、この頃はまだ寒く、

土の中から、出てくる虫は、まったくと言っていいほど、

いませんね。

いずれにしろ、虫たちには、まだ、まだ寒い冬が、

続いていて、安らかな、眠りの中です。 

寒い冬でも、たまに、暖かい日があっても、

ほとんど動くことなく、無駄な動きで、エネルギーを

消費しないよう、眠り続ける、習性が、あるようです。

それが変化するのが。  春。

気温の上昇と、共に、眠りから、目覚め、

ウロウロ、動き始めると、言うことです。

しかし、ほとんどの、昆虫が、土の中で、ジッと、

しているなか、ほんの希に、成虫で、冬を越す、

一部の、タテハチョウや、シロチョウ、シジミチョウ、の

仲間が、陽だまりで、羽根を広げて、ジッとしている、

日差しを、浴びて、体温を上げている。

飛び立つ前に体を、暖めている。

ほとんど、人の目には、触れない所で、虫たちの、

ささやかな、営みが、繰り返されています。

こんな小さな、虫たちの出来事に、なぞらえて。 

人の生活のなかの、冬から、春に駆けて、

少し沈んだ、気持ちを奮い立たせて、実りの春に

向け、気分の、高揚を促した言葉。

誰が、言ったか、なんとも、趣のある言葉でしょう。

春はこんな、小さなことにも目を向けて、人へのキズキ、

相手の痛み、など細やかな、心配りを、心掛けたいな。

コメント / トラックバック1件

  1. G-ヘル より:

    good

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