えころで結婚式の巻

2010年3月7日 by キング

我社に勤めて早、12年のチビヘル君。ついに、結婚をしました。しかも新婦のお腹には7ヶ月の赤ちゃんまで・・・!

彼の一つの夢は、会社の「えころ」という空間で結婚式をしたいと常に申しておりましたので、サプライズ好きな社員達は一致団結して企画をしてくれました。笑いあり涙ありの企画は大成功でした。(この詳しい内容は本人が書くと思いますので伏せておきますが)

当日聞かされたキングの役割は、ナント!なんと!何と!チビヘルを思いっきり叱ること!!!!!何でやねん!!!そんな役割嫌や!!!!!!!!とごねても聞き入れられず、シブシブ演じるはめに・・・・!!

でもそれにはちゃんとした理由があって、彼を怒鳴って呼び戻しておいて、2階の奥の部屋で叱っている間に、奥さんも到着し、すべての準備を済ませようとのこと、もう一つは、開催前に落ち込ませておいて、楽しみとの落差を作ろうとしていたのでした。

意味は分かるけど、叱る役の僕は、嫌な役目だし、叱られる本人にことを考えたらと二の足を踏んでいましたが、時間になるとしっかり電話して「何処におるんや!怒られると思って帰って来い!」といってプチっときりました。(恐ろしい!)

で、帰ってきた彼をすかさず2階に連れて行き、軟禁状態で、「何で俺が怒ってるか分かるか!」などと言うんですが、「分かりません」そらそうだ、何にも無いんですから。恐ろしかったことと思います。乾杯をしてから聞きましたら、会社までどうして帰ってきたか覚えていないと言っていました。改めてごめんなさい。

中々奥さんが到着しないので、約30分くらい、じっと考えさせていました。ようやく指令が来て、「ほな、下へ降りよか」という僕を見て、「何のこっちゃ??!!」見たいな顔のチビヘル君。

階段の踊り場へ出たとたん、一斉にクラッカーが鳴りおめでとうコール。 面食らった顔の彼を見ていてひたすら説明しお詫びをしました。でも、二人とも、かなり喜んでくれましたので、嫌な役目を引き受けたかいがありました。

二人の顔に、安らぎと安堵感とが見えたのは、良かったです。責任も増えてきて、しっかり頑張ってくれることを期待しています。

コメントをどうぞ